
第27回 ゆふいん文化・記録映画祭
2025年6月6日 (金) ー 8日(日)[3日間]
The 27 th YUFUIN BUNKA・KIROKU FILM FESTIVEL
2025. 06.06 fri. - 08 sun. [3days]
program:2025
6/6 fri.
17:00〜(79分)

©︎ 北海道文化放送
『無理しない ケガしない 明日も仕事!
新根室プロレス物語』
監督|湊寛 語り|安田顕
プロデューサー|吉岡史幸
配給|太秦 Special thanks|北海道根室市
制作年|2024年
2006年に北海道根室市でおもちゃ屋を営むサムソン宮本を中心に結成されたプロレス団体・新根室プロレス。プロレスを愛し、地元を元気にするために立ち上がったサムソンが、 “無理しない ケガしない 明日も仕事!”をモットーに活動をつづけた。しかし、人気がピークを迎えようとしていた2019年9月「難病・平滑筋肉腫と診断され・・・新根室プロレスを解散します」とサムソンから衝撃の告白が飛び出す・・・。新根室プロレスの笑いと涙のエンターテイメント・プロレス・ドキュメンタリー。
《Guest Talk》 湊 寛(監督)
6/7 sat.
10:00〜(84分)

©︎ 2024 映画「満天の星」製作委員会
『満天の星』
監督|葦澤恒 / 寿大聡 ナレーション|田中真弓
出演|寿大聡/中島髙男/平良啓子/
仲田清一郎/上原清/高良政勝
プロデューサー|寿大聡/オシア ウコ
編集|秋元一富 構成|松本建一
音楽|市川淳 絵|長友心平
配給・宣伝|ナカチカ・ピクチャーズ
製作|リブポッセエンターテイメント合同会社/
GUM株式会社
製作年|2024年
第二次世界大戦中に起きた史上最大の学童死亡事件とされる「対馬丸事件」。沖縄県那覇港から出港した疎開船が撃沈され、784人の子どもが犠牲になったこの事件は、戦後長らく箝口令によって極秘とされ、ほとんど語られることがなかった。本作では、事件の生存者を祖父にもつ俳優の寿大聡が、事件の真相に迫るとともに、今起きているウクライナ現地の取材も敢行。過去と現代を繋げることで、戦争の恐ろしさと悲惨さを次世代に伝えるドキュメンタリー。
《Guest Talk》寿大 聡(監督・出演)
13:30〜(117分)

©︎ 2023 sumomo inc. All Rights Reserved.
『ちゃわんやのはなしー四百年の旅人ー』
出演|十五代 沈壽官、十五代 坂倉新兵衛、十二代 渡仁 ほか
語り|小林 薫 企画・プロデュース|李 鳳宇
監督|松倉大夏 撮影|辻 智彦、加藤孝信
録音|菅沼緯馳郎、藤田秀成 編集|平野一樹
アニメーション|小川 泉 音楽|李 東峻
整音|吉方淳二 カラーグレーディング|俵 謙太
編集助手|七宝治輝 宣伝美術|李 潤希
プロデューサー|長岐真裕
企画・製作・提供|スモモ
配給|マンシーズエンターテインメント
製作年|2023年
豊臣秀吉の二度目の朝鮮出兵の帰国の際に、主に西日本の大名たちは朝鮮人陶工を日本に連れ帰った。以来420年以上にわたり受け継がれてきた技術と伝統を守り続ける薩摩焼の十五代沈壽官、萩焼の十五代坂倉新兵衛、上野焼の十二代渡仁といった朝鮮にルーツを持つ陶工たちをはじめ、専門家・関係者などへのインタビューを通して、日本と韓国の陶芸文化の交わりの歴史、そして伝統の<継承>とは何かが浮かび上がる。
《Guest Talk》
十五代 沈壽官(出演)
李 鳳宇(企画・プロデュース)
17:00〜(88分)

©︎ 映画『AKAI』製作委員会
『AKAI』
編集・監督:赤井英五郎
出演:赤井英和
映像協力:朝日放送テレビ/阪本順治(『どついたるねん』監督
製作年|2022年
かつて日本中を熱狂させた、ボクサー赤井英和。俳優、タレントとして、世代を超えて愛される赤井英和。しかし、まだ多くの人が本当の“AKAI”を知らない。かつてはプロボクサー。1980年に鮮烈なデビューを飾り、戦績は21戦19勝16KO2敗。もっと前へ、もっと強く。ひたすら、どつき倒す。倒れても立ち上がる。その歩みを止めない、戦いを止めないスタイルは最高に強く、最高にかっこよかった。彼は本物のヒーローだった。そして、人々は大阪市西成区生まれの“AKAI”をこう呼んだ。「浪速のロッキー」と。本人は純粋にボクシングを愛し、相手をどつきまくっただけ。40年の時を経て、その姿が再びスクリーンに蘇る。
《Guest Talk》
赤井英五郎(編集・監督)
赤井英和(出演)
6/8 sun.
9:30〜(119分)

©︎ Office Kumagai 2023
『かづゑ的』
監督|熊谷博子 ナレーション|斉藤とも子
撮影|中島広城 録音|奥井義哉
助監督|土井かやの 編集|大橋富代
映像技術|柳生俊一 整音|小長谷啓太
音楽|黒田京子 宣伝美術|安倍大智
配給協力|ポレポレ東中野 宣伝|きろくびと
協力|国立療養所 長島愛生園
製作・配給|オフィス熊谷 製作年|2023年
瀬戸内海に浮かぶ小さな島にある国立ハンセン病療養所、長島愛生園にかづゑさんは10歳で入所し、80年余りずっと、この場所で暮らして来た。「飾っていない本当の“らい患者”生活」を記録に残す為にカメラの前に自分の全てを曝け出す。『かづゑ的』な哲学と人生が生き生きとスクリーンに現れる。
《Guest Talk》熊谷博子(監督)
13:00〜(158分)

©︎ NHK
『正義の行方』
監督|木寺一孝 制作統括|東野真 撮影|澤中淳
音声|卜部忠 照明|柳守彦 音響効果|細見浩三
編集|渡辺政男 制作協力|北條誠人(ユーロスペース)
プロデューサー|岩下宏之
特別協力|西日本新聞社 協力|NHKエンタープライズ
テレビ版制作・著作|NHK
制作|ビジュアルオフィス・善
製作・配給|東風 製作年|2023年
1992年に福岡県飯塚市で2人の女児が行方不明となり、同県甘木市(現・朝倉市)の山中で他殺体となって発見された飯塚事件。1994年に逮捕され、DNA型鑑定などにより犯人とされた久間三千年(くま・みちとし)は死刑判決を受け、2008年に刑が執行された。しかし、執行の翌年に冤罪を訴える再審請求がなされ、事件の余波はその後も続いている。本作では飯塚事件に関わった弁護士、警察官、新聞記者がそれぞれの立場から語られる「真実」と「正義」をもとに、この事件の全体像を描きながら、日本という国の司法の姿を浮き彫りにしていく。
《Guest Talk》
木寺一孝(監督)、德田靖之(出演)
17:00〜(90分)

©︎ 2024 NPO映像記録 / ウェストサイドプロダクツ
『OKAは手ぶらでやってくる』
監督|牧田敬祐 制作|松林展也/小林洋一
脚本|牧田敬祐
撮影|吉本憲正/桜田純弘/梅本承平/鶴岡由貴
録音・編集|細川雅浩
MA|吉田一郎(スレダボ)/ガリレオクラブ
題字|糸田トコ アニメーション|徳永尚和
バリアフリー字幕|COMプラニング
デザイン|塩山一志/押方泰彦
製作|特定非営利活動法人 映像記録/
ウェストサイドプロダクツ
製作年|2024年
内戦終了後のカンボジアに飛び込み、学校建設などの支援をつづけ、一昨年71歳でこの世を去った「ひとりNGO」栗本英世の人生を、15年にわたる記録と証言でひも解く。売られる子どもをなくしたいと奔走し、危険を顧みず人々の先頭に立って地雷を掘り出し、そこに草葺きの寺子屋を建てた。いつも手ぶらで現れる彼はOKA(現地でチャンスの意味)と呼ばれた。何がそこまで彼を駆り立てたのか、彼が残したものとはーーー
《Guest Talk》牧田敬祐(監督)
「ゆふいん文化・記録映画祭」は、1998年に由布院盆地で生まれた風変わりな小さな映画祭です。
45年前、《町おこし》の一環として「湯布院映画祭」が生まれました。しかし《町おこし》といった思惑を越えて「映画」そのものの映画祭として育ってきました。その間、町は小さな温泉地から年間400万人もの観光客が訪れる観光地へと変化しました。しかも自衛隊の駐屯地だった町は、米軍の演習も行われる土地ともなってしまいました。この変化の中にあって、次の時代へのマチ作り、自らの足元を固める生き方を考える時のように感じています。そのことを探るための映画祭を始めようと思いました。劇映画を上映する「湯布院映画祭」とは別の文化、教育、科学、記録映画の映画祭です。これらの映画の上映とトーク、交流会を通して、マチやムラの暮らしを見つめ、教育を考え、自然の在り方を模索してゆきたいと思っています。しかし、決して啓蒙的、教育的、政治的なものではなく、楽しい映画祭を作りたいと思っています。
「ゆふいん文化・記録映画祭」には、私たちが生きている世界の現実の中で発見された、《まっすぐな驚き》がいっぱいつまっています。劇映画とは異なり、目に触れる機会の少ないそんな良質な映画に光をあて、それらの映画が少しでも多くの人々に触れる機会を作りたいとも思っています。その《まっすぐな驚き》を一緒に見つめましょう。
ゆふいん文化・記録映画祭実行委員会
開催概要
名 称 第27回 ゆふいん文化・記録映画祭
会 期 2025年6月6日(金)ー 8日(日)[3日間]
会 場 ゆふいんラックホール
大分県由布市湯布院町川上3738-1(map)
主 催 ゆふいん文化・記録映画祭実行委員会
チケット案内
料 金 ○1プログラム券(映画+トーク)
前売1,200円/当日1,500円
○全日券(全映画+全トーク)
6,000円 *全日券は事前予約のみ
●18歳以下全プログラム無料
*18:00以降の参加は保護者同伴でお願いします

予 約 由布院観光総合事務所
0977-85-4464
(営業時間:平日 9:00 - 17:00)