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​第26回 ゆふいん文化・記録映画祭

開催日: 2024年 6月7日(金) ~ 6月9日(日)
■ 映画上映会場 : ゆふいんラックホール

2024文化•記録映画祭ポスター.jpg

― チケット ―

■1プログラム券 (映画上映+トーク)
  前売り:1,200円
  当日 :1,500円
*18 歳以下無料( 注) 18:00 以降は保護者同伴でお願いします。

■全日券 (映画上映+トーク):6,000円
*全日券は予約制です。電話、メールにてお申し込み下さい。

 

 


― チケット予約 ―

■ チケット・イベント予約先: 由布院観光総合事務所
〒879-5114 大分県由布市湯布院町川北4-1
予約先:0977-85-4464 9:00 - 17:00 /平日のみ受付

mail : yufuinbkff@gmail.com

※電話・メールでお申し込みいただきましたら、
 当日会場にてお引き渡し致します。

 

 


― 【上映作品】のお問合せ先 ―

【上映作品】のお問合せ先: ゆふいん文化・記録映画祭 事務局
〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上1759-2
( 庄屋「父の本棚」内)
tel : 080-3906-4424  mail : yufuinbkff@gmail.com
instagram : yufuinbunkakiroku  X(twitter) : @yufuinbunki2018

 

 


― 会場のご案内 ―​

上映会場は当サイトトップページ下部の地図をご参照ください。

上映会場(ゆふいんラックホール)の駐車場はご利用できません。

お近くの私営有料駐車場をご利用ください。
(注)セブンイレブンへの駐車はご遠慮ください。

【6月7日(金)】
プログラムA
16:30~

『WILL』
2024年/140分
監督・撮影・編集:エリザベス宮地
プロデューサー:高根順次
音楽・出演:MOROHA

ゲストトーク:エリザベス宮地

ただ、生きるために―
俳優・東出昌大は猟銃を持ち、山へ向かった。水道もガスもない状態での暮らし。
狩猟で獲た鹿やイノシシを食べ、地元の人々と触れ合う日々は、彼に何をもたらした
のか――。
なぜ俳優である東出昌大が狩猟をしているのか。
彼が狩猟をして生命を頂き、生きながらえる生命とは何なのか――。
本作は、根底にある気持ちの混沌、矛盾、葛藤を抱える東出昌大という一人の人間と、
MOROHAが発する渾身の言葉とすさまじい熱量が重なり合い、
東出自身が問い続けている日々を生々しくスクリーンに映し出していく。

【6月8日(土)】
プログラムB 「姫田忠義回顧上映」
10:00~

『越後奥三面 -山に生かされた日々- デジタルリマスター版』
1984 / 2023年 /145分
監督:姫田忠義

1981年から、奥三面地域での記録が始まった。新潟県岩船郡朝日村三面。
狩猟採取生活を持続する集落として民俗学で有名な地域。
そこが県営ダム建設により湖底に沈む。平家の落人伝説を持ち、縄文時代の遺跡も残る歴史の古い集落。
三万ヘクタールの朝日連峰地域での自然に見事に対応した奥三面の人々の生活を四季を通じて追い、
閉村を前にした人々の想いをつづった記録。戸数42戸の集落の一軒の空き家を借り受け、
畑を借り、ゆっくりと人々の関わり見つめる。
「生活誌」を記録する民族文化映像研究所の代表作品。

越後奥三面 山に生かされた日々 1984年作品 145分 撮影地・新潟県 岩船郡 朝日村 三面
・1984年度優秀映画鑑賞会特選
・1984年度日本映画ペンクラブ特別推薦
・1984年度日本映画ペンクラブノンシアトリカル部門第一位
・1984年度キネマ旬報文化映画ベスト・テン第二位
・1986年シカゴ国際映画祭ドキュメンタリー部門銀賞

【6月8日(土)】
プログラムC 「姫田忠義回顧上映」
13:10~

『イヨマンテ - 熊送り』
1977年/103分
監督:姫田忠義

ゲストトーク:小原信之、澤幡正範、姫田蘭

1977年に、このイヨマンテは記録された。
イヨマンテのイは「それを」オマンテは「返す」のアイヌ語。熊の魂を神の国へ送り返すまつりを言う。
熊は重要な狩猟対象であると共に、神であり、親しみと畏敬の対象であった。
熊は神の国から毛皮の着物を着て、肉の食べ物を背負い、熊の胆という万病の薬を持って、アイヌつまり人間の世界へ来てくれる。
そのお礼に人間界のお土産を持たせ、また来て下さいと送り返す。
イヨマンテはアイヌの自然観、生命感が凝縮したまつりである。生命体としての人と熊の対峙。
そこには人間の信仰、文化の原初への啓示がある。

イヨマンテ - 熊おくり 1977年作品 103分 撮影地・北海道 沙流郡 平取町 二風谷
・日本映画ペンクラブ推薦 
・1989年第三回イタリア・フェルモ国際北極圏映画祭「人類の遺産」賞
・1991年第五回エストニア・ペルノー国際映像人類学最高科学ドキュメンタリー賞

【6月8日(土)】
プログラムD 「元文部官僚 寺脇研セレクト」
17:00~

『走れ!走れ走れメロス』
2023年/53分
監督:折口慎一郎

映画上映後、出演者らによる演劇上演

劇団一級河川(島根)
『葉桜と魔笛』
原作:太宰治 脚本・演出:亀尾佳宏
出演:勝部瑞穂/堀江優純菜/曽田昇吾

『走れ!走れ走れメロス』は、新型コロナウイルス感染症対策が求められていた2021年夏から翌年春にかけて、
島根県雲南市の島根県立三刀屋高校掛合分校演劇同好会の男子高校生4人を追ったドキュメンタリー。
主要スタッフは6人とごく少人数で取り組まれた本作は、

演劇の大会に挑戦する山奥の高校生の記録としてスタートしたものの、
コロナ禍の高校生が直面した日常、劣等感や羨望、夢中になれる存在がもたらした人間的政調など、
多層的なテーマを内包することとなった。
下北沢映画祭で四冠を受賞したほか、全国各地の映画祭で受賞を重ね、下北沢で劇場公開を果たした。
都内上映にとどまらず、京都、大阪、兵庫、広島、島根、宮崎で上映されたほか、
全国各地で有志上映会が開かれるなど上映の輪が広がっている。

【6月8日(土)】
19:00~

『花の盛りの懇親会』(催し・出店)
〈会場:乙丸公民館〉
※ 懇親会は、ご自由に参加できます。

地元の青年団による屋台の出店や催しを行います。
地元の神楽や、恒例の「花の御礼」などゴチャ混ぜの懇親会です。
どなたでもご参加ください。お待ちしています。

協力:ゆふいん神楽保存会・新町青年会・温湯組若衆・商工会青年部

【6月9日(日)】
プログラムE
10:00~

『おまえの親になったるで』
2024年/95分
監督:北岸良枝

ゲストトーク:北岸良枝、草刈健太郎(出演)

被害者遺族でありながら、元犯罪者を雇う大阪の建設会社社長。
裏切られることは日常茶飯事、それでも手を差し伸べることを諦めない。
加害者と被害者の間で揺れながら、更生を支え続ける男性に10年にわたって密着。
テレビ作品として坂田記念ジャーナリズム賞等受賞。
新たに、700時間以上に及ぶ映像記録を再編集し、社会問題に迫るドキュメンタリーとして映画化。
再犯防止を目的に全国の刑務所・少年院で上映中の話題作を、本映画祭にて公開。

【6月9日(日)】
プログラムF
『まち歩き&アーカイブトーク』
10:15~

話し手
小林道夫さん・中谷健太郎さん
定員20名 ¥1,000(要予約080-3906-4424)

10:15ラックホール受付前集合~会場(父の本棚)までテクテク歩いて行きます。
その後、お二人の対談を約1時間、どんなお話しになるのかはお楽しみ。

【6月9日(日)】
プログラムG
13:30~

『メロスたち』
2023年/76分
監督:折口慎一郎
ゲストトーク:折口慎一郎 / 亀尾佳宏 / 曽田昇吾

『メロスたち』は『走れ!走れ走れメロス』の続編にあたり、3年生になった演劇同好会の4人を追ったドキュメンタリー。
高校卒業を目前に控えた彼らは、孤独や葛藤、焦燥を抱えながらも、それぞれの道を選び取ってゆく。
前作撮影当時はまだ少年の空気感を纏っていた彼らの、みるみる変化している姿を収めた。
前作のロケ地でもあった島根県雲南市、東京都下北沢のほか、
山口県下関市や広島県広島市などでも撮影が行われ、のびのびと活躍する高校生の姿が映し出された。
第15回下北沢映画祭でワールドプレミア上映が行われた後、大幅なシーンの追加や削除、
アヴァンタイトルとラストシーンの変更がなされ、劇場公開を迎えた。

【6月9日(日)】
プログラムH
16:30~

『ハマのドン』
2023年/100分
監督:松原文枝 企画:テレビ朝日
協力:公益財団民間放送教育協会
プロデューサー:江口英明(テレビ朝日)
雪竹弘一(民教協)ナレーション:リリーフランキー
制作:テレビ朝日
配給:大秦


ゲストトーク:松原文枝、寺脇研

カジノ誘致阻止に向けて決戦の場となった横浜市長選。
“ハマのドン”こと藤木幸夫が、御年91歳で人生最後の闘いに打って出る!
2019年8月、歴代総理経験者や自民党幹部、山口組三代目ともつながりがあり、
隠然たる政治力をもつとされる保守の重鎮、藤木幸夫がカジノを推し進める政権中枢に対して真向から反旗を翻した。
藤木が賭けたのは住民投票を求める署名を法定数の3倍をも集めた市民の力。
本来の“保守”とは何か、人心を動かすとはどういうことか、社会のありよう、メディアの在り方、民主主義とは何かを問いかける。

・2023年 第97回キネマ旬報ベスト・テン 文化映画第3位
・日本映画ペンクラブ  2023年文化映画第3位
・第41回日本映画復興賞 日本映画復興奨励賞

ポスター・カバーデザイン アーティスト紹介

Another sky(2023) Acrylic on screen

『空を描きたい』
日本画の中では多くの作品が空や雲を表現しており、

源氏時代屏風では金雲を描くことで時の流れや天との関わりを表現してきました。

また、浮世絵においても高い人気を誇る画題のひとつの『名所絵』にも様々な表現で空が描かれています。

この名所絵は、日本各地の風光明媚な景色を描いたもので、江戸時代の旅行ブームがきっかけとされています。
太陽のの光で色を変え続ける青空をオリジナルの金箔で表現し、金箔は見る位置によって光り方が変わります。

形を変えて光を通す、まるで生きているかのような雲は、点の集合として版画で表現しました。

空を舞う青は、紙吹雪ではなく『空吹雪』で、新たな始まりを祝います。


MASAKO.Y
オーストラリア、ニューヨーク、ロンドンに単身留学。2018年から東京を拠点にアーティストとして活動を開始。

豊富な修学経験から、彫刻や絵画などの美術作品の他、

空間デザイン、衣装、広告、プロダクトデザインなど幅広く活躍。

100%アクリルでの具のみで金屏風を発表するなど、

母国・日本の文化的な歴史を再考しながら、現代における新しい表現の拡張に傾注。

[主催] ゆふいん文化・記録映画祭実行委員会

[後援] 

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